ウェンディ、ゼンダに立つ 『伝説のオウガバトル』攻略日誌 その7 解説編


 本稿の概要に関しては、こちらをご参照ください→

 今回のリプレイ前編はこちら→

 今回のリプレイ後編はこちら→

 では、本文をどうぞ。

 

 

世界観

サブタイトル

 本稿のリプレイに「忘れ得ぬ秋風」というステージタイトルを付けてみたんですが、ゲーム本編においても、このステージ「スラム・ゼノビア」には、「遥かなる日々」という時間の流れを感じさせるサブタイトルが付けられています。

 この“遥かなる”というのが、ステージであるゼノビア城にあった旧王国が繁栄を極めていた頃のことなのか、あるいは参戦キャラクターであるアッシュが牢に閉じ込められる25年(本稿の設定では13年)前のことなのか、またあるいはステージボスであるデボネアの剣に信念があった頃のことなのか。延いては、それらを包含したニュアンスという解釈もできます。

 ステージ視点の解釈では、デボネアとアッシュの会話イベントの中で、“大陸一栄華を誇ったこの町もいまではただのスラム”という言葉があるので、そこから戦争によって失われたかつての繁栄を偲ぶノスタルジックな味わいがあります。

 アッシュ視点の解釈では、王国騎士団長という栄誉ある地位から大逆の罪人に落ちぶれたという経緯があり、正義を信じていられた在りし日への追憶に、ある意味囚われていると言えるアッシュの哀愁にも近い感慨が表されています。

 デボネア視点の解釈では、ステージクリア時イベントにおけるデボネアの諫言決心を見るに、若き日の彼にはエンドラへの忠誠に正義を見出だした時があったはずなので、正義を誓ったはずの剣で悪逆の徒となってしまった悲哀があります。

 以上の事柄を踏まえて、大きく様変わりする程の時間が流れて尚、思いを馳せずにはいられない心象風景。また、そこから新しい時代への転機をもたらすであろうウェンディのイメージである「風」の要素を入れたサブタイトルにしました。

剣の道

 今回登場するアッシュとデボネアは、片や元ゼノビア王国騎士団長、片や神聖ゼテギネア帝国四天王ということで、どちらも武芸に秀でた(アッシュは汎用男性戦士ですがステータスが高い)人物であり、またお互いに接点があったようです。

 騎士としてはランスロットが、王国戦士団団長としてはギルバルドが既に居るので、アッシュのキャラを立てるため、その2つに武道家の要素を足してみました。

 デボネアも武人キャラなので、武道家の心得をアッシュから説かれたことにすれば、2人の関係性も描けるのではという着想です。

 “死にぞこないの老いぼれ”と自らを卑下するアッシュがデボネアに対して説教をかますのは、本稿で創作したかつての師弟関係という立場の他に、騎士団長としての誇りは砕けてしまったものの、武人としてのプライドは残っていたのではないでしょうか。

 帝国軍幹部の中でも、デボネアと気が合ったフィガロ、自らの敗北を甘受したルバロン、自分に反抗した娘を誇りだと言ったヒカシューなど、義の心を有したキャラクターは居るのですが、彼等とデボネアの違いとして、騎士であると同時に武人だったということかなと思います。

 神帝と称されたグランのゼノビア王国も、エンドラの治めた神聖ゼテギネア帝国も滅びていきましたが、グランに仕えたアッシュから、エンドラに仕えたデボネアへと、剣の道に基づいた魂は受け継がれ、やがては一人前の戦士となったウェンディにも受け継がれると考えると、二国の騎士道に意味を見出だせるのではと。

 

マップ

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ミュルニーク

 戦闘でデボネアを殺してしまわないために、“礼をつくし、義を重んじる立派な武人”というデボネアのキャラクターをウェンディにも知っておいてもらう必要があったので、民を戦火に巻き込まぬため、彼に自軍本拠地となるミュルニークを提供してもらいました。

 多少無理がある気もしますが、シリウス戦で使えなかった“敵に塩を送る”というフレーズを回収できたので、個人的には満足です。

 伝言をした女はデボネアの側女でしょうが、愛人ではないと思います。

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城壁

 この後何度か目にすることになる城壁が、このステージで初登場します。しかもバイロイトゼノビアの二箇所。

 バイロイトの方で、飛行部隊で越えられることを教える意図があるのでしょう。攻略も基本飛行部隊なので城壁は無視しても良かったのですが、トロイの木馬を回収した方がライアンの物語を作り易かったので、ウォーレンに城壁の攻略法を探させました。

 「トロイの木馬」はトロイア戦争で使われた巨大木像ではなく、トロイの作ったからくり兵器らしいです。とは言ってもどういう物体なのかはさっぱりわからないので、魔力が込められている設定で城壁を破壊する装置を創作しました。説得力は正直自信ないんですが、そもそも、騎士はわんさかいるのに軍馬が一頭もいないこの世界。馬自体居ない可能性もあるんですけど。だからゼブラが伝説の生物なのかな。

 

キャラクター

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アッシュ

プロフィール

 狂戦士と言われながら、ALIは高いのでバーサーカーにはなりません。まあ誤解ですからね。国王殺しの罪で長年幽閉されてきた元騎士団長という肩書きは、それだけで伝説になるくらいキャラが立ってますが、冷静に考えると色々しっくり来ないので、所々創作を交えています。

 まず、ゲーム本編では25年も閉じ込められていたのに、解放後前線に加わって、しかも強いんですよね。本稿では13年と短縮しましたが、それでも長い。黒田孝高は1年で輿移動になったのに。せめて前線に居ても不思議じゃないくらいの年齢にしたかったので、本稿の彼は現在50歳という設定です。

王殺し

 彼が幽閉されたということは、国家の中枢にラシュディの息が掛かった人間がいたはずなので、現在絶えたと思しきゼノビア貴族達が陰謀に噛んでたことにしました。アプローズを使うことも考えたんですが、この時点では彼より力のある人間がまだ居そうですからね。

 ではグラン殺しの件ですが、いくら騎士団長とは言え、彼の剣の間合まで、そう簡単に国王へ近付けるとは思えないんですよね。なので、通説ではジャン王子戴冠式と言われてる式典を、アッシュの聖騎士叙任式へ変更しました。これにより、叙任に浮かれてグランを守れなかったというアッシュの後悔がひとしおに感じられるのではないかと思います。

 さて、アッシュに扮した人間がグランを殺したということですが、当のアッシュ本人は何をしていたんでしょうか。本稿では、ガレスによって王宮から連れ出されたということにしました。真の下手人がガレスであるという話が民間に漏れているので、この時のガレスの姿が目撃されたものと思われます。

繋がれし者

 それにしてもアッシュは、なんで正直に話さなかったんでしょうか。“守れなかった”と“殺した”じゃ意味合い違いすぎると思いますけど。騎士団長アッシュの投獄は、武力的にも精神的にも王国の弱体化を加速させたと思います。

 加入イベントで“死に場所を見つけてくれ”と言っていますが、アッシュ一人語りの本編はともかく、本稿リプレイのようにウェンディとの掛け合いで言わせるとなると、少々後ろ向きすぎるんですよね。

 なので、グランと共に騎士団長としてのアッシュは死んだのであり、一人の老剣士としてウェンディと共に命を賭して戦うのだという解釈にして、彼が慚愧を断ち切って戦いに出られるような流れにしました。それに伴って、バイロイトに王国の墓標という性格を持たせ、本編の、既に人生の夕暮れにあるアッシュを演出したつもりです。

余談

 システム上の都合だとは思いますが、騎士団長でありながら味方の元王国戦士達とは会話イベントないんですよね。敵のデボネアとはあるのに。勿体無いので、本稿ではギルバルドやランスロットと絡ませた他、アンディやラット、カラベルは元々彼の家臣だったことにしました。

 また幽閉されてたと言いながら、加入時にちゃっかり部下とゴーレムを引き連れてるという。シャングリラのデボネアはちゃんと一人だったのに。本稿ではその辺も創作してあります。

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デボネア

プロフィール

 後の行動を見ても、デボネアはかなり一本気な性格なので、まだ若いんじゃないかと思うんですよね。ただそうなると、彼が忠誠を誓ったエンドラは少なくとも帝国建国前だろうし、彼のアイデンティティは帝国ではなくハイランドなので、ギリギリ思春期をハイランド人として過ごし得る30代前半というのが、本稿における彼の年齢です。

 必殺技がソニックブレイドなので、本作においては珍しく、疾風という異名と戦闘スタイルがリンクしています。が、いつもの例からするとこの異名もやはり、戦闘スタイルではなくキャラクターを示すものだと思われます。今回知ったんですがちょうど疾風勁草という四字熟語があったので、そのイメージでエピソードも創作しました。

 また彼は、恋人のノルン以外からはラストネームのデボネアと呼ばれます。ゼノビア人は皆ファーストネームなので、もしかしたらハイランド人は他の民族より血族意識が高いのかもしれません。ヒカシューファーストネームですが。

ハイランドの誇り

 30代前半で四天王の一角を担うとなると、やはり家柄もある程度良かったのではないかと思われます。その上でエンドラに対する忠誠心を鑑みると、何かしらハイランド時代のエンドラに恩義を感じるような出来事があったかと。

 後に登場するラウニィーが女性初の聖騎士という設定から、戦士の男女比の割にハイランドにおいても決して女性の地位は高くないはず。そんな武の国ハイランドでの女王即位なので、多少混乱があってもおかしくない。その混乱下で名家にありがちな家督問題が起き、家を失ったデボネアをエンドラが復権させたという設定を考えました。

 ハイランドに戻ってから彼女の指導力に感服したデボネアは御前で忠誠を誓い、五王国の大戦で存分に剣を奮って将軍職と四天王の地位を得たという解釈です。

武人の誇り

 またデボネアは同時に、エンドラと袂を分かつことを選んだ数少ない人間でもあります。なので、一度ハイランドの外を経験して異なる価値観が入っているというのも、説得力があったかなと。

 彼の特徴と言えば固有技のソニックブレイドになるんですが、これはサムライやドラグーンの使うソニックブームの反動を無しにした上位互換であり、言わば剣技においてならデボネアは天空の三騎士より上なんですよね。

 それだけ武の道を極める者として、曲がったことが嫌いで、たとえ困難でも己の信ずる道を貫くという、ハイランド家に盲目的に尽くすだけではない別の価値観を有していたのだと思います。

 因みに、天宮シャングリラでの参戦時と比べると、今回戦ったデボネアは明らかにスペックが低いため、帝国の正義を信じられなくなって剣に迷いが出ている状態ということにしてあります。

アッシュとの関係

 同じステージに出てくるというだけで接点が無さそうですが、アッシュとの戦闘イベントでなんと“久しぶり”という言葉が聞かれます。

 獄中の彼と面会したのかとも思いましたが、公にはデボネア派遣はウェンディ軍鎮圧のためとなっているため、情報伝達の速度を考えると、デボネアゼノビアに来たのはせいぜい3日~1週間前。先週会った人間に久しぶりとは言わないと思うので、アッシュ騎士団長時代に面識があったものと思われます。そうなると、アッシュにゼノビアの退廃を指摘されるシーンが一層響きますね。

 デボネアの年齢からして、名を上げたのは大戦時と思われるので、アッシュと会った時は小僧だったのではと。また年齢差やアッシュに妻子がいない風な様子から、本稿のような父子関係じみた師弟エピソードを創作しました。ちょっと剣心と比古清十郎感が入ってるかもしれません。

 

ステージ攻略

軍団編成

 編成するのは4部隊。低空移動の3部隊で攻略していき、本陣防衛用の第4隊と、折角なので、途中で合流するアッシュの第5隊も使っていきます。

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 第1隊はウェンディがリーダーで、低空運搬力のあるカノープスと、ランスロット/ギルバルド/ウォーレンの固有キャラユニット。拠点解放用の部隊です。

 第2隊はハドソンをリーダー、低空運搬のマックスウェル、ディベルカ/マルコム/アンディのユニットで、ウェンディ隊の先鋒を務める露払い部隊です。

 第3隊はリサリサをリーダー、低空運搬のランカスター、テイラー/ホィットマン/シルフィードのユニットで、この部隊は解放したバイロイトの防衛に使います。

 第4隊はラークをリーダーとし、ブラッキィ/ティム/アイラン/エリーゼで構成されたユニット。こちらは本陣守備なので、地上移動で問題ないです。

 装備は、先鋒のハドソン隊を優先しながら、リサリサ隊にも割り振ります。ラーク隊には十分な装備が行き渡りませんが、運搬用キャラの分も戦士を入れてあるので大丈夫でしょう。

アッシュ解放

 早速ゼノビア攻略へ、と行きたいところですが、まずはバイロイトに囚われているアッシュを解放して仲間にします。

 ミュルニークから、低空3部隊を北のバイロイトへ向けて進発。

 回り道になるので、ラーク隊をミュルニークに残し、本陣を防衛してもらいます。

 北進した部隊ですが、解放用のウェンディ隊は真っ直ぐバイロイトを目指します。

 迎撃用のハドソン隊は、城壁で身動き取れなくなるのが嫌なので、その手前で待機。

 リサリサ隊は、ウェンディ隊を追い越してもなんなので、ちょうど途中にある埋もれた財宝を回収させました。財宝は「マラカイトソード」でした。

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 以降、ウェンディ隊/ハドソン隊/リサリサ隊の進路を、それぞれ白/黒/紫の線で表します。

攻略開始

 愈々ゼノビアの攻略、なんですが、城壁手前の拠点を解放しておきます。解放しなくてもいいんですが、目標がわかりやすい方が便利なので。

 拠点は、東のエルランゲンと南のアンベルグの2つがありますが、エルランゲンの方はバイロイトへ向かう軍とも衝突する恐れがあり、トロイの木馬回収に行きやすく、どうせクリア後行く必要があるアンベルグの方を前線拠点とします。折角なので、ライアンの顔も見ておきたいですし。

 リプレイでは一度城壁に当たって跳ね返されましたが、実際のプレイでは直接アンベルグへ向かっています。

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 ゼノビアからバイロイトへ向かう敵の進行ルートを突っ切って、ハドソン隊とウェンディ隊はバイロイトからアンベルグへ。後方のウェンディ隊で解放するので、ハドソン隊はアンベルグの前面に位置するように。

 敵のほとんどは、最も移動速度の速い大空ユニットなので、ウェンディ隊を無傷でアンベルグへ届けるためには、ハドソン隊とウェンディ隊の距離を近く保ったまま、ハドソン隊で敵を迎撃していく必要があり、敗北するとウェンディ隊が敵前に晒されるので、ハドソン隊は勝利が必須。溜まっているタロットの使い時です。実際の攻略では、「ストレングス」と「ハングドマン」を使いました。

 その結果、ハドソン/ディベルカ/マルコムはLv.が上がったので、成長度でナイトの上位互換となるサムライへクラスチェンジです。

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 ミュルニークやバイロイトに守備隊を置く必要があるのも、敵が大空を速攻で進軍してくるからなんですよね。本当、この航空戦術が疾風のデボネアの由来なんじゃってくらい、舐めてるとやられます。

アッシュ進軍

 アンベルグを解放できたら、アッシュの部隊を進発させます。アッシュ進軍の理由はデボネア戦でのイベントを見るためだったのですが、実際にやってみるとデボネアが強く、3回当たる必要があったのでちょうど良かったです。

 ただ、このままだと進軍速度が遅すぎるので、進軍前にストーンゴーレムをグリフォンのネッソスと変えておきます。

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 真っ直ぐ向かえれば良かったのですが、西から敵が進行中であり、戦うのは面倒だったので迂回しました。

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 この敵を迎撃したラーク隊のシルフィードはLv.が上がり、サムライへクラスチェンジできるようになりました。

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トロイの木馬回収

 一方で、アンベルグ解放後のウェンディ隊は、南西の小島にある隠し教会に向かって「トロイの木馬」を回収しに行きます。

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 無くてもクリアできないわけではありませんが、大空ユニットと低空ユニットで進軍がバラつくのが気になるし、折角用意してくれているので。

 ウェンディ隊が出発したら、代わりにハドソン隊をアンベルグに入らせて防衛させます。

 ここで、アンディもLv.が上がり、サムライへクラスチェンジ。

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 また、マックスウェルもLv.が上がったので、ホークマンから上位互換となるバルタンへクラスチェンジさせました。

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 トロイの木馬を入手したら、ウェンディ隊は再びアンベルグへ。

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 アンベルグで、ハドソン隊、アッシュ隊、ウェンディ隊の3隊を合流させます。

  図では、アンベルグ周辺に敵部隊が居ますが、アッシュが来る頃にはハドソン隊により倒されました。

 因みに、アンベルグに止まる度しつこく売り込みを掛けてくるライアンは、面倒ならば二万ゴート払ってもいいですが、値落ちするクリア後に雇った方がお得なので、今回はすげなく断り続けました。1万5千ゴートはトロイの木馬の情報料でしょうか。

臨戦態勢

 集合した3隊について、多少編成を変えます。

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 移動速度の関係から、ネッソスのいる隊が先鋒になるので、Lv.の低いアンディ/ラット/カラベルで構成し、アンディをリーダーに。

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 残りのメンバーでアッシュ隊を構成。

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 今度はアンディ隊が負けられない戦いになるので、装備も付け替えておきます。

 ここからは直進なので、アンベルグの守備隊は居なくても問題なし。

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 3隊でゼノビア城へ向かい、城壁手前でトロイの木馬を使用して、敵軍本拠地の手前で再び集合します。トロイの木馬使用のタイミングに制限は無いんですが、城壁崩壊と共にニンジャを擁した敵地上部隊が出撃準備に入るので、なるべく接近してから使用しました。

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ゼノビア攻略

 ゼノビア手前で再び集合し、3隊の位置を整えたら、アンディ隊/アッシュ隊→ウェンディ隊の順でゼノビアに突撃します。同時に動いても、移動速度の差でアッシュ隊よりアンディ隊が先にゼノビアへ着くので。

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 アンディ隊が出撃待ちの敵部隊を蹴散らしたら、遂にデボネアとの対決です。

 デボネアの前には2体のドラゴンがいるため、ダメージを与えるには後列を直接攻撃する必要があります。

 なので、男性兵士は全員サムライへクラスチェンジしておき、後列に置いてソニックブームが撃てるように配置します。

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 アンディ隊の攻撃は、少なくとも1回当たればいいです。

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 次のアッシュ隊の攻撃で、アッシュの他にもう一人ソニックブームを当てれば、削りは十分。

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 ウェンディのアイスレクイエムで止めを刺し、デボネアを撃破しました。

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あとがき

 今回なんと、リプレイだけで前後編という長さ。

 仲間になるキャラクターが2人も出てくる話であり、彼等のキャラが立つようエピソードを創作したので、仕方がなかったんです。ステージ攻略自体は、そこまで長いわけじゃないんですけどね。

 ただまあ次回は攻略を休止して、これまでの流れを整理しようと思うので、戦後処理は次回に持ち越そうと思います。

 また、キャラクターをだいぶ弄ってあるライアンの解説も次回。本編のキャラだと、なんで正義の軍に居るのかわからないんで。

 ノルンは申し訳程度に触れています。少なくともこの時は、ノルンよりアッシュの存在の方が大きかったんじゃないでしょうか。彼女の解説は後々。

 トリスタン、ジャン、ガレスもちらっと出てきましたが、本登場時にちゃんと解説したいと思います。また、本編とは彼等の呼称(王子/皇子)を変えてあるのですが、その理由もトリスタン登場時に。

 

 第1部クライマックスということで、過去最長の膨大な文量となってしまいましたが、アッシュとデボネアの両方を描いた今回より長くなることはおそらくないと思います。

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。よろしければ、また次回もお付き合いください。

 

伝説のオウガバトル

伝説のオウガバトル

  • 発売日: 1993/03/12
  • メディア: Video Game